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リチウムイオンポリマー電池とは

リチウムイオンポリマー電池とは

リチウムイオンポリマー電池とは、次世代の電池として期待の高いエネルギー貯蔵媒体です。従来の鉛電池より優れているといわれるリチウムイオン電池(液体電解質利用)と比べても、リチウムイオンポリマー電池はゲル状のポリマー(高分子)を使用しているため、エネルギー量が大きいうえ、安全性が高く、小型軽量化の実現が可能になりました。当社では、このリチウムイオンポリマー電池を業界ではじめて大容量化しました。

リチウムイオンポリマー電池の特徴

小型・軽量

リチウムイオンポリマーは、エネルギー密度が高く、リチウムイオン電池の1.5倍の密度であり、重量・大きさは鉛電池に比べ1/5以下になります。

高い安全性

揮発性の電解液を使っているリチウムイオンに比べ、リチウムイオンポリマーは、ゲル状のポリマー被覆であり、安全性は高くなります。

短い充電時間

リチウムイオンポリマーは物性特性により、鉛電池に比べ20倍の速度で充電できます。1.0KWですと3〜4時間で充電できます。

長寿命

約4500回の充放電が可能です。毎日ご使用で8年〜13年持ちます。鉛電池は、毎日使用すると約2年の寿命だといわれています。

メモリー効果がない

メモリー効果とは、浅い充放電を繰り返すと、放電量が少なくなる現象です。リチウムイオンポリマーは、メモリー効果がなく、長期間、初期の蓄電量が保たれます。

自然放電量が少ない

リチウムイオンポリマー電池は、一度充電すれば、自然と電力量が減ることが少ないことが実証されています。

環境にやさしくリサイクルが可能です

鉛・カドミウム・水銀などの環境規制物質を使用していないので、地球環境に配慮した電池です。

他の電池との比較

現在蓄電池に使用されている電池の種類は、リチウム電池・ニッケル電池・鉛電池の3種類に大別されますが、バッテリーに要求される特性を@大きさA重量B電圧Cメモリー効果(耐久性)D安全性E体積エネルギー密度F重量エネルギー密度の項目に分け、特性を説明します。

【結論】
すべての項目でリチウムイオンポリマー電池は、今まで使われてきた蓄電池と比較しても優秀な数字です。

【性能補足】
電池の@外形サイズA重量の比較にはE体積エネルギー密度とF重量エネルギー密度という単位が使われます。体積エネルギー密度とはWh/Lという単位で表され、重量エネルギー密度はWh/kgという単位で表されます。
それぞれ単位体積、単位重量での電池の容量を示しています。エネルギー密度は、単位はWhで、一定のパワー(電力)で何時間もつか、または1時間で使い切るようなパワー値はいくらかということを表しています。
電気パワーは電圧×電流ですが、電池の場合、電圧は残容量によって変化します。このため、電池の定格には定格電圧という項目があり、これは0.2Cの電流で放電したとき、全エネルギーに対してちょうど1/2であるような放電量のときの電圧を示しています。平均電圧と考えてもよいでしょう。したがって、0.2C放電のときの平均電圧と、電流容量値を掛け算すれば、その電池の全エネルギーが得られます。
例えば、ある電池の公称電圧が3.7V、公称容量が2.4Ahとなっていれば、その電池のエネルギーは3.7×2.4=8.88Whとなります。
いろいろな代表的電池の比較をしてみましょう。ただし、放電電流値で電流容量値が多少異なってきますので、ご注意ください。